たれ耳ダイアリー <イタグレとのくらし>

イタグレブログ。2015年12月から飼い始めたイタグレえんぞうとの日々ときどき、酒。横浜をこよなく愛し、フリーでweb系のお仕事してます。

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イタグレ骨折 : その日から退院まで

我が家のイタリアングレーハウンドEnzoが 衝撃の骨折をしてからようやく1ヶ月。飼い主として、落ち込んだり、ホッとしたりの繰り返しの1ヶ月だった。日々凹んだり、ちょっとの変化に一喜一憂しているので、なかなか言葉にする気分になれなかったが、そろそろ記録の意味も込めて、書いていこうと思います。

骨折当日

忘れもしない参院選の直前。仕事から慌てて帰ると最寄り駅で三原じゅんこが演説をしていた。まだ少しだけ日も明るいし、帰ったらご飯あげて、お散歩にいこう!と帰路をいそぐ。早速、ご飯をたべ、お散歩へ。前日、前々日と雨で、久々のお散歩にテンション上がるEnzo.マンションの入り口でジタバタ、手から飛び出し、石畳みに着地失敗。聞いたこともない絶叫がマンション中に響き渡り、だらんと途中で折れて垂れ下がる左手。本当に一瞬の出来事。飼い主の油断だ。左手で叫び噛み、暴れまくるenzoを固定しながら血だらけの手で、病院とタクシーに電話。スマホは血まみれで反応せず、タクシーは、10分かかるという。ゴメンね、ゴメンね、痛いね、といいながら、マンションのエントランスで待つタクシーの来るのの長いこと。余りにもの絶叫でこの子はこのまま気が狂って死んじゃうかと思われた。幸いにして親切なタクシーの運転手さん。揺れると痛いかな、と色々と気を使っていただき、本当に助かった。

動転したあの時を振り返ると、まさかの骨折に備えて、事前に準備しておくべきことをまとめたのはこちら。

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病院到着

抱いたまま処置室に入り、そのまま先生に引き渡す。姿勢が安定し、処置をしてもらい、ようやく絶叫をやめたenzo.レントゲンを取り状況を説明いただく。折れ方、折れた場所は関節や手首には近すぎず、一般的に難しい場所ではないため、繋ぐのは割にスムーズであること。プレートでつなぐこと。半年後、再手術でプレートをはずすこと。ほぼ成長は終わっているので、足の長さが左右で違ってくるリスクなどもないであろうこと。ただ、予後はその子の性格で、動いちゃう子だと時間が掛かってしまうこともあるとのこと。

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命に別状があるわけではないが、早めに処置した方が良いので、翌朝手術します、ということ。オットは海外出張だし、仮に連れ帰っても、痛まずに彼が一晩過ごせるか、翌日別のかかりつけに、なにごともなく、連れていける保証もない。何卒お願いします!と言って帰路につく。

骨折当夜

普段からの夜間かかりつけの先生にお任せして、信じて、と思いながらも、一晩中悩み、もんもんと過ごす。手術なのに、あれも確認し忘れた、これも聞いておけば良かった、昼間や健康診断をしてもらうイタリアングレーハウンドが得意なかかりつけの外科があるのだから(もう閉まっていたけど)、そちらに行った方が良かったのでは?答えはでない。さらにオットが海外出張中、ということもあり、更にわるい。果たしてその時のenzoの様子から最善の策を取ったつもりだったが、これが正しい選択なのか?

骨折翌日

前夜同様、やはり、もんもんとした時間は続く。仕事にならないが仕事に行き、ずっと悶々。移動中に、お医者さまより、電話!無事手術が終わり、骨はしっかりプレートで固定されました、元気にしている、とのこと。夜会いに行って良いですか?と伺うと、興奮せず動かず安静が何より大事なので、4日は我慢して下さい、とのこと。ほんとうに元気に手術無事に終わってくれて良かった!

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術後4日目

ようやく、面会がゆるされ、大好きなごはんとオヤツを持って会いに行く。食いしん坊食欲大魔神なので、病院のゴハンもペロリ、モリモリです、とのことだが、一応。 傷跡は、テーピングやギブスをしているのかと思いきや、ブラックジャックさながらの抜い跡が。痛々しい。まだ、手も腫れている。テーピングなどしないほうが予後が良い、との方針と先生。

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普段はエリカラをしているとのことだが、外して出てきた。繋いだレントゲンをみせていただき、予後をご説明頂く。傷が塞がり、抜糸できたら退院とのこと。先生の腕に抱かれて、ケロリのenzo. 顔を舐めてしっぽを降って喜んでくれて、救われた。痛い思いはオカンのせい!そう思っているのでは、と、ずーっと思っていた。嫌いにならないでくれて、ありがとうね、きみの屈託のなさに涙がでるよ。

入院から11日目 退院前夜

興奮して喜ぶタイプなので、お見舞いは勧めないとのことで、退院を待ちわびること早1週間。長い長い毎日を送る。ようやく、今日抜糸なので、明日、迎えに来てくださいね!との連絡を頂く。 まずは、家で安静にできる環境を整えなくては!サークルは今までどおり。ただ、立ち上がろうとしたり、出ようと伸び上がると足に良くないとのことで、今迄開閉ファスナー付きネットにしていた、サークルの天井を、通常の、金属タイプに戻した。最近のenzoは、ネットの間をすり抜けられないか、頭を無理やり出せないか、そんなことばかりだったので、それができないように。

あとは、サークルの中から、激しく振り回すのが好きなおもちゃは、撤去。とにかく骨を育てなくちゃいけないので、大好きなアキレスとカルシウムクッキーも用意!帰宅が待ち遠しい!

入院から12日目 退院!

そして、ついに退院の日!オットと2人でお迎えに。シッポぶんぶん嬉しそう!毎日元気いっぱいで、かまってちゃんでした、と看護婦さんに言われる...そうなのです、人がいなければ、ちゃんとおとなしくできるのに、人が目に入ると、全力で、「オレのこと見て見て!」の、全力俺様甘えん坊。病院でも変わらず....

兎にも角にも、かえって来た久しぶりのお家では、久々のリラックス!オトンとオカンのうえで、べったりワン!Enzo. おかえり、退院おめでとう。これからが、安静とリハビリ、がんばろうね。

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