イタグレ Enzoお腹をこわす。 下痢の忘備録...
骨折するまでは、全くの健康優良児だったえんぞう。が、骨折後、やたらと病院のお世話になるように...オトンとオカンもちょっとしたことで、つい心配になり、すぐ病院へ。ああ、日々の健康がなんと大切なことか。何だか始めたばかりのこのブログ、病院ネタばかり...
というわけで、骨折後、1ヶ月すぎ、散歩再デビューをした前後からのお話。
下痢までの数日...
1日目:なんかゆるいのをするなあ。ストレスいっぱいでオヤツに頼りすぎたか?
2日目:ん、またまたゆるい。お散歩再デビューで歩いたから?腸の動きが活発?
(ご飯の後に行くとやたら便通が良いという実績の持ち主)
3日目:ついに形状を保てなくなった。これはお散歩でなんか変なもの食べたか?
4日目:やっぱり治らない。見た目元気。食欲モリモリ。だけどさすがに心配すぎるから、病院行こう。
病院に電話すると、ブツを指先の第一関節ほど採取して持ってきてくださいとのこと。それを持っていざ病院へ。
犬の下痢の原因とは?
お医者様によると、犬の下痢の原因は、200以上の原因に起因するということで、完璧な特定は、難しいとのこと。 しかしながら、主には、4-5種類の原因に特定される。
いわゆる細菌性のもの。
ストレスや環境の変化。
食べ物が合わない、アレルギー
腸内などに腫ようやできものがある
寄生虫
などなど。というわけで、持参したブツを培養し、検便をしていただく。顕微鏡で覗くと....
腸内細菌が沢山いる!!これは普通とのこと。さらに寄生虫がいないか?これもクリア。おそらくは、何か合わないものを食べたか、ちょっと免疫力が落ちていて、日頃食べないものを食べて、炎症を起こしているのでは?とのこと。さらに、便には、ジェル状のものが混ざっており、これは大腸の内壁細胞が炎症で流れ出たもの。ついては、追って血便が出る可能性もある。
ただし、ワンちゃんの血便は割とあること。必ずしも人間のように大事!というわけでもないので、びっくりしないように。
治療法は?
ひどい下痢や、熱などの場合は、ウィルスを特定するためにより詳細な検便に回す、さらに難しい場合は、超音波検査などを実施するが、今回のように、食欲も元気もある場合はまず不要。また、注射で下痢を止めるということもあるが、細菌性の場合、悪いものは全て排出してしまった方が良いとのことで、衰弱などもないので無理に止める必要はないでしょう、とのこと。今回のえんぞうは、腸の炎症を和らげるお薬と、整腸剤をもらって、ご飯と一緒に飲ませて、様子を見ることに。
ゆるいお腹を気にもせず、リオオリンピックに見入る、筋肉ワン蔵。腕シュワちゃん?元気ですワン。
環境の変化(合わない食べ物)を特定するには?
おそらくは、食べ物があっていない、という可能性もあるので、特定はした方が良い。今回は、たまたまお散歩の再開(土を食べようとする悪い癖)、新しいオヤツの導入、毎日のご飯をパピー向けから、成犬向けに変えた、など複数の原因が重なったので、調子が戻ったら、一旦元に戻して、一つ一つ試してみる、というのが良いそうだ。
血便?!と言われて、超びびったオトンとオカン。先に聞いておいてまじよかった。事前情報なしに、血便なんか出たりしたら、びっくりしてオロオロしてしまう。というわけで、今日は血便出るかも出るかも。とドキドキしていたら、あっという間に普通の便に。さすが驚異の回復力。よかったワン!