しつけ直しに近道ナシ 「おいで」ができるまでの道
さて、ドッグトレーニング、まず最初に攻略すべきは「おいで」。
えんぞうを飼い始めた時に、偶然にお会いしたイタグレ飼いさんに、犬のしつけは、
トイレ
おすわり、マテ
おいで
フセ
ができれば良し。重要なのもその順番!と言われてなるほどな〜と思ったのも早8ヶ月。振り返れば、マテまでは、順調にすぐにマスターしたものの、そこから先は一向にすすまず。
今思えば、トイレは必須、おすわり、マテはゴハンに直結するため、比較的すんなり入った。が、おいでは、オヤツを持って呼んでも、いつしか、オヤツ取り逃げ状態...それは何故か?
おいで ができない理由...
トレーナーさんによると、しつけのことばが効かない場合、それと一緒に嫌なことをしていないか?と。
おいで と呼んで捕まえる
おいで と呼んで脚を拭き拭きする
おいで と呼んで服を着せる
はい、してます。してます。ゴメンなさい。
これだと、犬の中で、おいで と呼ばれたら、何か嫌なことが起こる、というのが直結し、決して来ないとのこと。
しつけの基本 それをやったらもれなくイイコトが起こる!という刷り込み
おいで と呼ばれて行ったら、必ずオヤツがもらえる! おいで と呼ばれて行ったら、必ず褒めて貰える!
との刷り込みをすること。
もちろん、声も優しく楽しそうに。
怒る時は名前を呼ばない方が良い
同様の理由で、名前を呼ぶ時はいいとき、褒めるとき、楽しいとき。 名前を呼んで叱る というのは、名前を呼ばれたら、嫌な事があるかも、という刷り込みが行われてしまうそうだ。
えんぞうは、名前には反応してくれるが、呼んで怒るを繰り返していると、嫌な事と結びついちゃうかも。とのけと。
しつけのし直しは、倍の数を重ねる覚悟で
しつけのコトバと、嫌な事との結びつきのイメージの書き替えをするには、楽しい事を与え続けること。
おいで と言って100回捕まえていたのなら、おいで、と言って、150回、200回オヤツをあげること。でないと刷り込みは書き換えられない。
とはいえたった1ヶ月や2ヶ月ですむこと
えんぞうにとっては、直近1.5ヶ月は、嫌なことの連続に違いない。骨折の療養のため、呼ばれては捉えられ、呼ばれては、遊びたい気持ちを抑えこまれ...。例え1000回、良いイメージを刷り込み直すにせよ、1日30回やったら、たったの一か月。小さく細かくできるタイプのオヤツを用意して、毎日あそび感覚でやればよい。あっと言う間に楽しくなるはず。
実際、トレーナーさん、オトン、オカンで代わる代わるやるようになると、間をおいてもすんなり来るように。
というわけで、今日から楽しいおいで 始めます。刷り込み書き換えに何日かかるかな?